名古屋で軽く腹ごしらえ【愛知編】
2013年4月19日金曜日。
今回は愛知・三重を巡る旅。東京駅で早朝の新幹線に乗り、1時間半ほどで名古屋駅に到着。
名古屋駅に降り立った途端に鰹節のいい匂いが漂ってきました。
そう、ここ名古屋駅のホームには口コミで評判のきしめんや「住よし」が入っているのです。
「途中下車しても食べたいきしめん」と評判のきしめんを早速いただき、味めぐりの旅が始まりました。
名古屋駅でレンタカーを借りまず向かったのが、名古屋名物:ひつまぶしの老舗「しら河」
昭和23年、先代が浄心交差点の公設市場に天麩羅屋を開業して以来、創業65年を超える名古屋でも指折りの料亭「大森」の姉妹店です。
しら河の森田専務によると、ひつまぶしを始めたのは昭和58年とのこと。始めるからには料亭大森の名にふさわしいひつまぶしを作ろうということで、職人さんが営業終了後に毎晩深夜まで試行錯誤を繰り返し出来上がったのが、今のしら河のひつまぶしなのだとか。
鰻は時期に応じて取り寄せる特選鰻の中から、ひつまぶしに 最適のものを吟味。米は鰻の味にも負けない力強さと、タレがほどよく染み込む粒の大きさ、具をまぶしやすい粘り具合など、ひつまぶしにした時の適性を研究。
タレはしら河本店で数十年にわたり使い続けた秘伝のタレ。そしてひつまぶしの最後を締めくくる茶漬けのお茶にも鰻とタレ、薬味の調和をいっそう引き立たせるよう、薄味の出汁をベースに豊かな薫りをくわえた、こだわりの吸茶。
素材への目利きから始まり、割きの技術、焼きの勘、そして味を守り作る情熱まで、こだわりは細部に至っています。
お話を終え、店舗にてひつまぶしをいただいたのですが、このひつまぶしがじつに美味しい!
うなぎは外側がパリッと焼かれていて香ばしく、うなぎの美味しさがダイレクトに伝わってきます。
身は脂が乗ってふんわりと柔らかく、甘辛いタレが絡んだごはんとの相性が抜群。
シンプルに鰻とご飯で頂いたあとに、わさびや海苔といった薬味を載せていただくと、これは清涼感があり、さっぱりと美味しく頂けます。
最後にだし汁をかけて、サラリとお茶漬け感覚で。
上品な味で、良い締めになりました。
名古屋名物ひつまぶし、堪能させていただきました。
その後は・・・
折角名古屋に来たのですから、軽く味噌煮込みうどんもいただきました。