料理人 槙 かおる さん

プロフィール

割烹旅館に生まれ、幼き頃より瀬戸内の祖父母の家で、新鮮な魚で育つ。
祖母に教わったお袋の味と、家業のおもてなしの味を受け継ぐ。
2006年より始めたブログにて、料理レシピを発信中
各種料理コンテスト受賞、及び書籍掲載多数。
資格、調理師

抱負

日常の小さな幸せ「ときめきと感動」をモットーに、シニア世代のご夫婦やご家族で、作る時から楽しめ、素材の味を活かし減塩と気づかない減塩食、真心のこもった美味しい料理を考案していきたいと思います。



過去開催記事

車えびの炊き込みご飯

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車えびの炊き込みご飯(塩分1.82g/1人)

車えびの殻、頭で出汁をとりお米を炊きましょう

※出汁は基本のお出汁参照

 

◆材料(2人分)

米...2合

車えびの出汁...2合(塩分0.3g/1人)
車えび...4匹(塩分0.12g/1人)
里芋...2個

三つ葉...1束
ゆず...少々

ぎんなん...8粒
白だし醤油...大2(塩分1.4g/1人)

 

ebi6◆つくりかた

[1] 米を洗い分量のお出汁を入れ、浸水させる

[2]  里芋は皮付のまま泥を洗い流し、耐熱容器に入れラップをふわっとかけ、

電子レンジで4分加熱する。その後、皮を手でむく(つるんとむけます)小さめの一口大に切る

※レンジがない場合は皮のまま茹でる。串を刺してすっと通ればお湯を捨て皮をむく

[3]  出汁で茹でた車えびは1cmほどの長さに切る

[4]  米に白だし醤油を入れスイッチを入れる

ebi5[5] 三つ葉は1cmの長さに切る。ゆずは皮を薄く切り、千切りにする

ぎんなんは生のものでしたらペンチなどでぎんなんの殻を切れ目を入れ、封筒に入れて電子レンジで60~90秒かけて殻をむく

[6] ご飯が炊き上がったら、三つ葉を先に混ぜ、つぎに車えび、里芋、ぎんなんをざっくり混ぜる

お茶碗によそい、彩りにゆずの千切りをのせて完成です

 

 

 

◆使用した野菜の効能

「里芋」エビと合わせると、脳細胞を活性化して物忘れを予防するのに効果的な食べ合わせです

「三つ葉」香り成分は食欲増進、消化促進、神経を静める働きが期待できます

「ゆず」皮は実よりもビタミンCが多く、柑橘類の中でもトップクラスの含有量で疲労回復や風邪予防におすすめ食材です

「ぎんなん」膀胱をあたためる働きがあり、頻尿などの改善に効果的です

 

 

料理・レシピ・塩分計算・スタイリング・撮影

槙かおる/調理師

野菜効能説明

米森麻理美/野菜ソムリエ

(オフィス槙)

 

使用した車えびはこちら

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天草の活き車えび

上天草市は、くるまえび養殖の発祥の地。 「熊本県の魚」にも指定されている上天草を代表する海産物。 長い歴史をもち、日本有数の生産量を誇っています。 旨味成分の含有量は、えび類の中でもトップクラス。 踊り食いをはじめ、刺身、天ぷら、塩焼き、フライとどんな調理法でも濃厚な旨味と上品な甘みを堪能できます。 他の魚種と違い、養殖ものは天然ものに比べ味や活きがよく市場でもランクが上とされています。

 

 


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