講師 二神友英 氏

昭和37年創業の鰹節問屋マルサヤにて、長らく仕入業務や営業活動などに従事。

2014年12月、代表取締役社長に就任。

創業以来一貫して「ほんもの」にこだわった商品提供を旨とし、製造から二年以上の時間を経て作り上げる本枯本節二年物は、まさにこのこだわりの結晶。

鹿児島や静岡をはじめとする産地に自ら行って直接買い付けも行い、日本全国から多種多様な乾物類を仕入れている。

近年では国内のみにとどまらず、韓国やシンガポールをはじめとする海外にもその活動の拠点を広げている。

鰹節問屋 株式会社マルサヤ

香川県観音寺市「丸佐屋うどん」
シンガポール「だし処 丸佐屋」



過去開催記事

ご家庭で作るダシの効いたうどんつゆ(2人前)

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材料 レシピ

水:900cc ※出来れば軟水が好ましい(ダシの出が良くなるため)。
本みりん:80cc
薄口醤油:80cc
鰹節薄削り:20g
カエリ煮干:20g
昆布:8g
うどん:2人前

 

作業工程 

    1. 1昆布の出汁をひく
      (水出し)硬く絞った布巾などで昆布の表面を軽く拭き、事前に水につけておきます(一晩目安)。これを火にかけ、ポコポコと小さい泡がではじめた段階で昆布を取り出します。 ※小さい泡がポコポコと上る程度の火加減を維持してください。それ以上の火加減だと、臭みやヌルヌルした触感の原因になる恐れが高くなります。
    2. 2煮干の出汁をひく
      鍋に分量の煮干をいれ、10~15分ほど弱火から中火で煮出します。目安は昆布と同様に小さい泡がポコポコと上る程度(気持ち昆布より強めの火加減で)。出汁がとれたら、一度火を止めてお玉などで煮干をすくいます。
       
    3. 3鰹節の出汁をひく
      煮干をある程度取り出した鍋に火を入れ、ポコポコと小さい泡がではじめた段階で分量の鰹節をいれます。軽く鰹節全体が浸った段階で火をとめ、3~5分ほどおいておきます。(今回のレシピは水に対して約5%の分量を使用しておりますが、2~3%程度でも十分に美味しく仕上がります。)

    4. 4かえしを作る
      上記の2~3の工程の間に、かえしを準備します。分量のみりんに火をいれ、アルコールを飛ばします。薄口醤油をいれ、1人前に対して1つまみ程度の塩を加えます。全体がなじんだら火を止めます(味にまろやかさを出すためにお好みで砂糖を加えてもOK)。

    5. 5うどんを茹でて仕上げる
      うどんを茹でて、冷水でしっかりとしめておきます。出し汁に軽く火をいれ、最初はカエシと出し汁を1:10を目安に混ぜ、味が薄い場合はカエシを少しずつ加えて味を調えていきます。 最終的な味の目安は、一口目に少し味が薄く感じる程度で、最初から調度良い味は濃過ぎです。食べ進めるにつれ旨味の広がりがどんどんと感じられます。 うどんをお湯にくぐらせて暖かくし、つゆをかけて完成です。

 

また、鰹ダシがらで作るオカカレシピはこちら>> 


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