料理人 槙 かおる さん

プロフィール

割烹旅館に生まれ、幼き頃より瀬戸内の祖父母の家で、新鮮な魚で育つ。
祖母に教わったお袋の味と、家業のおもてなしの味を受け継ぐ。
2006年より始めたブログにて、料理レシピを発信中
各種料理コンテスト受賞、及び書籍掲載多数。
資格、調理師

抱負

日常の小さな幸せ「ときめきと感動」をモットーに、シニア世代のご夫婦やご家族で、作る時から楽しめ、素材の味を活かし減塩と気づかない減塩食、真心のこもった美味しい料理を考案していきたいと思います。



過去開催記事

甘海老の食べる冷汁

捨ててしまう甘海老の頭や殻を使い美味しいお出汁を作りましょう
暑い夏はひえひえに冷えた冷汁に、冬には熱々も美味しい一年中おすすめの料理です。


 

■材料(作りやすい分量)

甘海老の頭と殻...1kg分
鰹節...40g
大根...1/4本
水...2000cc
白だし醤油...大3
きゅうり...3本
茗荷(みょうが)...3個
甘海老(殻なし)...一人6尾~8尾

 塩分量:0.5g(200cc召し上がった場合)

 

 

 ■つくりかた

  1. 甘海老の頭と殻をむき、さっと水で洗う
    海老の身は冷蔵庫に入れておく
  2. 鍋に水を入れ甘海老の頭と殻を入れ火にかける
    沸騰したら弱火にして10分煮る(沸騰させると汁がにごるので必ず弱火で)
    10分したら強火にし沸騰したら鰹節を入れ
    一煮立ちしたら火を消しそのまま鰹節が沈むまで待つ
  3. 大根は皮をむき2mm厚みのいちょう切りにし、鍋で下茹でする
    竹串を刺してすっと通ればざるにあげる
    甘海老の出汁をキッチンペーパーを敷いたザルでこし、茹でた大根を入れる
    白だし醤油で味を調え、荒熱が取れるまでそのまま待つ
  4. 甘海老の汁は荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
    きゅうりは小口切りにして塩小1/4(分量外)をふりもむ
    5分したら水洗いして水分をかたくしぼる
    茗荷は千切りにする
  5. 器に冷たくした汁を注ぎ、きゅうりと甘海老を入れ、茗荷を乗せたら完成です

 

◆冷汁で食べる場合は冷たいものは味が薄く感じるので通常よりは濃い味付けがよいです
温かいままで食べる場合はだし醤油を加減するか、塩のみでの味付けでもよいです。
◆甘海老は冷蔵庫保存の時間が長いとぬめりが出るので、器に入れる前に水洗いする

 

料理・レシピ・スタイリング
槙かおる


>あじたびサロン開催記事に戻る