島根県中部に位置する大田（おおだ）市を代表する魚種である「穴子」
全国でも1.2位の漁獲量を誇る島根県の穴子の半数以上を大田市が占めています。

大田の穴子の漁場となる島根県沖の清流海域は、暖流と寒流がぶつかり、脂質に富むプランクトンやエビ、良質のたんぱく源のイカなどが豊富。それらのエサを食べて育つ大田の穴子は、他の海域のものより大きく肉厚で、脂の乗りと身の旨みが格別です。

大田の穴子の特徴は、なんといってもその大きさ。江戸前で好まれる「めそ」と呼ばれる35cm以下の穴子と違い、長くて丸々と太った大田の穴子は、全長50センチ以上の大型が主流です。

さらに太田の穴子の美味しさを支えるのが、全国でも数か所しかおこなわれていない「一日漁」。

早朝に港を出た船は、近海で漁をおこない、その日の夕方に帰港。つい先ほどまで海を泳いでいた穴子がその日のうちに水揚げされるためストレスも少なく、脂の鮮度も抜群で旨みも濃い穴子が揚がります。

創業昭和25年の岡富商店の「特大穴子一夜干し～天女の羽衣～」は、大田の穴子の中でも最上級の個体を厳選。深層海水の天日塩で薄塩に仕立て一夜干しにすることで、余分な水分を抜き旨みを凝縮させ、大田の穴子ならではの、もちもちプリプリ、ふんわり食感が際立つ穴子に仕上げました。

大人の肘（ひじ）から手の先まである超特大サイズの穴子は、普段目にする穴子の3倍はあろうかというほどの身の厚さ。

シンプルに素焼きにすれば、パリッと香ばしい皮ぎしの旨みが濃厚。ぷりっとしていながら中はふんわりとした身は、ジューシーな脂乗りを感じながらも、穴子らしい上品な香りと深みのある旨みが溢れ出します。

お好みで山葵や柚子胡椒でお召し上がりいただくと、あなごの風味・旨味を存分に味わえ、冷えた日本酒には最高の肴です。

天ぷら・煮穴子・ちらし寿司の具材など、シンプルな一夜干しだからこそ堪能できる、大田の穴子の美味しさをお楽しみください。

化粧箱に入れてお届けしますので、贈り物にも最適です。

他商品

• 特大穴子一夜干し～天女の羽衣～1枚【化粧箱】

※生産者（発送元）の契約上、北海道・沖縄・離島へのお届けは送料2,430円となります。

岡富商店の岡田朋久さんは「おおだ一日漁推進協同組合」の組合長として、全国でも希な「一日漁」で獲れた魚のブランド化を推進。
6年前から「大田の大あなご」のブランド化に取り組んでいます。

穴子は捌くのに手間がかかるため、以前は地元であなごを提供しているお店がほとんどありませんでしたが、岡田さんの地道な活動により、今では30店舗を超える飲食店であなご料理が提供され、「大田の穴子」を目当てに多くの観光客が訪れるほどに。メディアの取材が後を絶たない「あなごのまち」として盛り上がりをみせています。

あなごの一夜干しは、大田の穴子のブランド化を目指すにあたって開発されたもの。

大田の穴子ならではのフワフワ、もちもち、プリプリ感を楽しんでもらえるよう、岡富商店ならではの技を駆使し、試行錯誤と工夫を重ねた結果、地域のブランドにふさわしい穴子の一夜干しが完成しました。

大田の穴子の白くふっくらした身が「羽衣伝説」に登場する「天女の羽衣」のように美しいことから「天女の羽衣」と命名され、その味わいの良さが評判を呼び、リピーターが続出する人気商品となっています。

あなご一夜干しのおいしい焼き方

【フライパンで焼く】

①冷凍のままの一夜干を、皮面を下にしてクッキングシートの上にのせる。
※身の厚いものは半解凍してください。
②フタをして中火で焼く（厚さや大きさによって加減）。
③皮に焦げ目がついたら、ひっくり返して、身の方を軽く焙る程度に焼く。
※厚さや大きさによっては自然解凍してから焼く方がよい場合もあります。

【網焼きグリルで焼く】

①冷凍のままの一夜干を、皮面を下にしてクッキングシートの上にのせる。
※身の厚いものは半解凍してください。
※クッキングシートを使わない場合は、網焼きグリルを十分に熱しておきます。
②弱火～中火で焼く。
③表面に焦げ目がついたら出来上がり。
※厚さや大きさによってはひっくり返して軽く焙ってください。

【解凍方法】電子レンジで解凍されると匂いが強くなりますので、電子レンジではなく時間をかけて半解凍にしてから調理してください。