熊本県南部に位置する芦北町。
町に面する不知火（しらぬい）湾は入江が多く、リアス式海岸を形成しているため、熊本県の中でも平地が少なく、傾斜地が多い地域です。

不知火湾からの潮風を受け気候が温暖なこと、潮風のおかげで土壌のミネラルが豊富なこと、また傾斜地は水はけがよく日照条件が良いことから、芦北町では柑橘類の栽培が盛んにおこなわれています。

中でも熊本県を代表する柑橘「デコポン」は熊本県下でも屈指の名産地。
ハウス栽培に限っては日本一の収穫量を誇ります。

芦北のデコポンは不知火湾に面した傾斜地で栽培するため、日当たりが良く、海からの照り返しも受け、たっぷりと陽を浴びることができます。
また、潮風を浴びることでミネラル分を吸収し、味に深みを増します。
さらに海風の塩分が葉や実の水分蒸散を助けることで、糖分が凝縮され味が濃くなります。

特にJAあしきた管内：芦北町田浦地区にある「マルタ選果場」では、収穫された不知火を光センサーにかけ、基準の糖度と酸度を満たした果実のみを選別。そのほかにも厳正な選別基準を設け、基準をクリアした果実だけが「デコポン」として出荷されます。

マルタ選果場から出荷されるデコポンは「田」を◯で囲んだマルタマークの化粧箱に入れられ、市場でも人気が高く、品質にも定評があります。

頭にデコが付いた外観が愛らしい果皮は、中晩柑としては非常に薄いため、手で簡単に剥けます。
果汁たっぷりでしなやかな果肉は濃密でコクのある甘み。高糖度で食べ応えがありながら、ほのかな酸味もあるため、後味はさっぱり。じょうのうも薄いため口当たりがよく、口に残りません。

本場熊本で育ったデコポンは、他産地に比べ味の濃さがひと味違います。

「一度食べたらまた食べたくなる」マルタマークのデコポンをお楽しみください。

• 期間限定
• 予約商品
• 代引不可

デコポンは「ポンカン」と「清見タンゴール」を掛け合わせたもので、「不知火」という品種名の柑橘です。

ポンカンの芳醇な香りと皮の剥きやすさ、口当たりの良さと、清見タンゴールの柔らかい果肉とジューシーで強い甘みを兼ね備えた不知火は、その味わいの良さから全国的な知名度を得るようになりました。

上部がぽっこりと盛り上がった個性的なルックス。
ゴツゴツとした固そうな見た目ですが、実はみかんのように手で剥いて薄皮ごと食べられます。

デコポンの発祥地は熊本県。

「熊本県果実農業協同組合連合会（熊本果実連）」が商標登録したものであり、糖度、酸度の基準をクリアした不知火だけが「デコポン」のブランド名を名乗ることができます。