本州最大の小麦の産地：群馬。郷土料理のおっきりこみや、水沢うどん、太田焼きそばに焼きまんじゅうなど、古くより小麦を使用した麺文化が根付いた地域です。その中で、市内に150店舗を超えるパスタ提供店を抱える高崎市では、2009年より毎年11月に高崎パスタナンバーワンを決める「キングオブパスタ」が開催され、来場者数1万人を超える一大イベントとなっています。

そんな「パスタの街たかさき」で、製麺師の吉田さんが「シンプルに美味しい生パスタ」を目指し、2年半にわたる試行錯誤の上作り出したのが、日本国内でもほとんど目にすることない、希少な純国産生パスタ「Japastalia（ジャパスタリア）」です。

原料は小麦・卵・塩のみ。生パスタにありがちな、保存料・香料・着色料などの添加物を一切使用していない、安心・安全な生パスタ。主原料となる小麦粉は、地の利を活かし、JAたかさきと共同開発で誕生した、製麺適性のある高崎産小麦「きぬの波」を100%使用。国産の全卵と沖縄の海水塩を加え、上毛三山（赤城・榛名・妙義）から湧き出た美味しい水をろ過し、純度の高い水で練り上げます。さらに、熟成させた生地を「真空成型」により高圧で押し出して製麺することで、もっちりとした弾力の中にもアルデンテのようなしっかりとした食感を表現することに成功しました。

茹で上がったジャパスタリアをそのまま一口すすれば、生パスタのもちもちとした食感の中に、押し出し製法ならではのコシのある食感が加わり、通常の生パスタには無い独特な味わい。噛みしめるごとに高崎産小麦の豊かな風味が広がり、甘みまで感じます。ソースや具材を絡めても、ジャパスタリアが凛とした存在感を放ち、ソースの味わいと小麦の風味が相まって、ワンランク上のパスタをお楽しみいただけます。

国産原料を使用し、日本人が国内で作り上げた純国産の生パスタをJAたかさきより発送します。
目に見える安心・安全な原料と、日本人好みのパスタの味わいを是非お試しください。

高崎市は小麦の生産に適した気象条件（晴天乾燥日数が多い）から、昔から小麦栽培が盛んで、おっきりこみに代表される小麦粉を使った「粉もの」料理は、古くより高崎市民の生活と深く結びついてきました。

こうした小麦食文化から関連した新たな粉もの料理として「高崎パスタ」が生まれたと言われています。高崎パスタは1人前の麺量が120~150g前後と一般的なパスタに比べて盛りが良く、また地元食材の豚や野菜を使用している事などが特徴です。

高崎パスタは老若男女を問わず高崎市民に広く愛され、人口当たりのパスタ店が全国的にも多く、近年では「パスタの街」として知名度が高まっています。

毎年11月頃には、高崎の食文化の更なる発展を図ることを目的としたイベント「キングオブパスタ」が開催され、市内のイタリア料理店などがパスタの味と魅力を伝えるため、地元産の食材を使った自慢のメニューを提供し、来場者の投票で「キング」を競い合います。