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南国のぽかぽか陽気が一転!【宮崎市編】

今回の味の旅は九州。最初の訪問地は宮崎県。

『古事記』『日本書紀』に記された国生み・神生み、天岩戸開き、天孫降臨、海幸山幸など神々の物語にまつわる地が多く点在する神話のふるさと宮崎県は、その温暖な気候から全国シェア9割以上を占めるへべすや日向夏をはじめとした柑橘類から、南国のフルーツが盛んに栽培されています。その中でもブランド「太陽のたまご」に代表されるマンゴーは、豊洲市場でも「日本一」のブランドとして高い評価を得ており、宮崎を代表する果物です。


今回は宮崎マンゴーの中でも「名人」と言われる緒方さんの農園へ訪れました。

もともと建設業を営んでいた緒方さん。マンゴー農家へ転身したのが何と63歳の時で、昔から農家をやりたかったという緒方さんがマンゴー栽培を始めたのは、亡くなられた奥様の言葉がきっかけだったそう。以来13年間師匠の方に教えを乞い、その薫陶を忠実に守りながらマンゴー栽培を続けた結果、緒方さんのマンゴーの美味しさが口コミによって広がり、今では緒方さんのマンゴーを求めて県外からたくさんの方がいらっしゃるようになったのだそうです。

宮崎はマンゴーの栽培には適した気候。緒方さんのマンゴーが特に美味しいのは、土作りへのこだわりにあるのだとか。
「うちの農場はもともと田んぼだったんです。粘土質の土壌であることから、特にマンゴーの栽培に適しちょります。栽培期間外はハウスの屋根を外し日光を当つることで、土中に住む病原菌を死滅させ、またその根から質のよい水を吸収させるために竹炭に細菌を繁殖さすることで、元気な土作りをおこなっちょります。元気な土があれば、マンゴーの樹は力強うしっかりとした根が張り、濃厚で薫り高いマンゴーが育ちます。」味の違いは、日々の努力による土作りへのこだわりが影響しています。

 

「ちょうど食べごろのマンゴーがありますので、どうぞ食べてみてください。」と持ってきていただいたのが、二つのマンゴー。
片方は赤く熟して見るからに美味しいそうなマンゴー。
もう片方はところどころに黒い斑点があるマンゴー。
『あれ?これって傷んでいるのでは?』と思いながら、カットしていただいたマンゴーを食べ比べてると、なんと黒い斑点があるマンゴーの方が甘さといい、香りといい抜群に美味しい!不思議に思っているスタッフに緒方さんが「驚いたでしょう。実はマンゴーの黒い斑点はバナナのシュガースポットと一緒で、美味しさが最高潮になった証なんです。だから黒い斑点があるマンゴーの方が美味しいんですよ。」
バナナもマンゴーも南国の果物。美味しさのバロメーターも一緒となんですね。

緒方さんの農場には、宮崎県で一般的に栽培されているアップルマンゴーの他に、キーツマンゴーという別品種のマンゴーも栽培しています。
アップルマンゴーに比べて栽培しづらく、宮崎でも販売用に栽培しているマンゴー農家は緒方さん以外にはいないそうです。

 

「まあ、今んところはうちの農園でも1%くらいしかできんけんね。ただ、キーツは糖度が高い上に、繊維質が無いから食感も良くて、まるでマンゴーのプリンを食べているような味わいです。しかもアップルマンゴーに比べてでっかい。通常サイズでもアップルマンゴーの最大サイズを超えるのがざらで、でっかいのは2.6kgあったんですよ。そのキーツは元ジャイアンツの王選手のタニマチの方が買われて行かれました。」

 

「なるほど。マンゴーの王様だけに、世界の〝王”様が召し上がられたんですね。」と言ったあじたびスタッフの一言に、南国の暖かい風が一気にツンドラのブリザードに変わった瞬間でした。

 

 

 

追記:

緒方さんの農園を後にして、日南市にある「鵜戸神社」へ立ち寄りました。
鵜戸神社は神武天皇の父親である彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)が祭られている神社で、縁結び、安産、育児、海上安全などのパワースポットとしても有名です。

鵜戸崎岬から眺める太平洋の大海原を眺めつつ、道中の神の使いであるウサギに迎えられながら、突端にある洞窟の中に鎮座する朱塗りの色鮮やかな本殿にお参り。お参りした後に、本殿前の崖下にある霊石:亀石に運玉を投げ入れる運試しに挑戦。亀石の頂上にある背中のくぼみに、男性は左手、女性は右手で願いをこめながら運玉を投げ、うまく入れば願いがかなうといわれています。

実は左利きのあじたびスタッフ。自信満々に5個の運玉を投げ入れると…
すべて入らず。

日頃の行いの良さが如実に表れた結果でした(爆)

 

緒方さんのマンゴー商品