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島根県東部に位置し、周辺を松江市や出雲市に囲まれた周囲47kmの湖:宍道湖。日本百景にも選定されている宍道湖は1万年前に形成されたといわれています。
ヤマタノオロチ伝説で知られる斐伊川から栄養豊富な淡水が流れ込み、日本海から中海を通って海水が流入する、海水と淡水が混じりあう汽水湖です。

宍道湖を代表する名産品の大和しじみ。汽水域にのみ生育する大和しじみは、宍道湖の漁獲量の9割を占め、全国の約4割を占めています。

適度な塩分を含み、プランクトンに恵まれた環境はしじみの生育に最適。
宍道湖で育つしじみは、大粒で肉厚。旨味が強いのが特徴です。

宍道湖のしじみは夏の産卵に向け4月~6月に栄養を蓄えます。
身が殻いっぱいに大きく広がり、ぷっくりと肉厚になります。

300人近い宍道湖のしじみ漁師の中でも、なるべく貝に負荷を与えない漁法をおこなう7人が、産卵前に水揚げした特大粒のしじみ「舞音(まいね)」。
宍道湖のシジミ水揚げ量のわずか3%にも満たない希少なしじみです。

そんな舞音しじみを漁師の目と手と耳で、ひとつひとつ丁寧に「手選別」をおこない、身にストレスを与えず砂抜きをした後、急速冷凍をかけることで、獲れたての鮮度と旨味を封じ込めました。

一般的に食品は冷凍すると味が落ちるものがほとんどですが、シジミは別。冷凍することにより、グルタミン酸・アラニンなどの旨み成分が生の時より増加するため、より一層美味しくなります。

水に浸したしじみに日本酒を加えて煮込めば、旨味がギュッと詰まった、あらゆる料理に使える万能だしに。味噌汁や湯豆腐に入れれば栄養満点。
滋味溢れる旨味が心を和ませ身体を温めてくれます。

炊いた米を出汁に合わせ、溶き卵を加えて一煮立ちさせた、あっさりとした味わいのシジミのおじやは、飲んだ後の締めにぴったりです。

宍道湖のシジミは身が大粒で肉厚のため、酒蒸しやチャウダー、アヒージョなどの料理にもお使いいただけます。
身から溢れ出る優しい旨みは、あさりとは一味違った奥深い味わいです。

星野リゾートにも採用され、地元の道の駅では常に完売。
宍道湖の自然が育んだ、漁師こだわりの宍道湖産しじみ「舞音」をご堪能ください。

商品コード
№ sshijimi-0001
商品名
宍道湖産大和しじみ「舞音」
2Lサイズ1kg
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内容量

1kg(250g×4P)

賞味期限

冷凍180日

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原材料名

大和しじみ(島根県宍道湖産)

備考

※殻幅16mm以上

 



宍道湖の風物詩「シジミ漁」

早朝、宍道湖に船の音が響きわたり、シジミ漁がはじまります。

各漁師が自分なりに工夫を加えた「ジョレン」とよばれる道具で湖底にいるシジミをかき獲っていく様子は、宍道湖ならではの風景。

基本的に操業は1日3~4時間と決められており、冬場は8~11時、4月は7~10時、5月からは6~9時など、季節ごとに定められています。

時間だけでなく、採捕量や休漁日なども細かく規定されているのは、限りあるシジミの資源を保護し、将来にわたって持続的に漁獲するため。

保護区(禁漁エリア)もあり、漁業権は主に先祖代々受け継がれていることから、新規参入は難しい業界です。

 

 

宍道湖のシジミを救った漁師たち

宍道湖のシジミは、昭和30年代の国による宍道湖淡水化計画により、絶滅の危機に瀕しました。
そのとき地元のしじみ漁師たち40名が立ち上がり、しじみを無償配布して回るなどその大切さを訴えました。
やがて地元の住民にも共感が広がり、大きな反対運動に発展。長年にわたる戦いの末、国は淡水化事業を中止。宍道湖のしじみは守られ、現在に至ります。

 

「舞音(まいね)」の由来

「舞音」は「おいしいね」の意味で使われる出雲地方の方言です。
漁の際に「カチャカチャ」と聞こえてくる新鮮なしじみが擦れ合う軽快な音が、島根県の伝統芸能「神楽」の舞い踊るリズムを連想させることから、「舞音」と命名しました。

 


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