知床半島と根室半島の中間に位置し、オホーツク海に腕を伸ばすようにして広がる日本最大の砂嘴（さし）野付半島。

千島列島沿いに南下してくる寒流（親潮）と、厳寒期にロシアのアムール川河口付近から南下してくる流氷によって、野付半島の沖合には大量のプランクトンが発生します。さらに野付半島周辺の海域は海底が起伏に富んでいるため、鮭や北海シマエビなど、さまざまな魚介類が集まり、北海道の中でも屈指の漁場と知られています。

そんな野付半島を代表する海産物がホタテです。
野付のホタテは漁獲量日本一を誇る北海道のホタテの中でもとりわけ大きく肉厚で、味わい濃厚。首都圏の鮨店や高級レストランでも一級品のホタテとして重宝されています。

野付のホタテ漁は厳寒期の12月～5月におこなわれます。潮の流れが速く、最低気温が氷点下20℃を下回るほど厳しい寒さの中、豊富なプランクトンを餌に、寒さで凍らないよう体内にグリコーゲンをたっぷりと溜め込みます。このグリコーゲンがホタテの甘みや旨味の元となり、長い歳月をかけてじっくり育つ野付のホタテは、大きいだけでなく、濃い旨みと引き締まった身に育ちます。

あじたびでは、他産地に比べて大きい野付産のホタテの中でも、1枚350g前後の大サイズに限定してお届けします。

一般的なホタテの倍近い大きさの貝殻は、大人の手のひらを覆うほどのBIGサイズ。貝殻を開くと、見たことないような大きさの貝柱が姿を現します。
大粒の貝柱をそのままいただけば、身がぎゅっと締まり、噛むほどに甘みがあふれる至極の味わい。
繊維がしっかりしているため、ぷりっとした弾力と、とろけるような旨みが口いっぱいに広がります。
バター醤油でレア焼きにしても絶品！焼いて香ばしく、刺身で甘く、ひと口で北の海の豊かさを感じる逸品です。

大きさ、甘さ、食感。すべてにおいて一級品。野付産ならではの特大天然活ホタテをご堪能ください。

※砂抜きはしておりません。
ホタテは砂を噛みにくい貝ですので、殻を開けていただいた後、流水ですすぎながら、ひもや貝柱を手で洗っていただけますと、砂が取れます。

※お届け日の指定はできません
野付産天然活ホタテは産地にて水揚げ次第の出荷になります。そのためお届け日の指定はできません。
時化が続いた場合などはお届けまでに1週間ほどお時間を頂戴する場合がございます。

• 期間限定
• S A L E
• 予約商品
• 代引不可

ホタテ漁には、大きく分けて2つの方法があります。ひとつはロープやカゴに入れて吊るす『垂下式（すいかしき）』。
もうひとつが海底で成長させる『地撒き式（じまきしき）』です。

野付のホタテは、『地撒き式』の4年貝です。稚貝を海に放ち、自然環境の中で海底を自由に泳ぎながら4年間かけて成長します。

そのため、貝柱が発達し、歯ごたえプリプリの大きなホタテに育ちます。

大きいだけでなく、野付半島沖で豊富なプランクトンを食べて育つホタテは、グリコーゲンが豊富で甘みと旨味が濃いのも特徴。

激しい潮の流れと豊壌の海が、野付のホタテを大きくおいしく育てます。

まずは一粒「お刺身」で召し上がりください。貝柱の高さが4cmはあろうかというBIGサイズは圧倒的存在感！貝柱の食感を堪能できるよう縦切りをおすすめします。
プリプリの歯応えと濃厚な旨味は誰もが納得のおいしさです。