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おせち料理に欠かせない一品のひとつ「数の子」。
「かずのこ」の語源は、近世までのにしんの呼び名である「かど(かどいわし)の子」が訛ったものといわれています。

現在流通している数の子の実に95%以上が、カナダ産やアラスカ近海で水揚げされたにしんで作られた海外産で、国内産の数の子はわずか5%ほどしかありません。

あじたびでは、そんな希少な国産数の子の中でも、「鰊」で繁栄し黄金時代を築いた北海道日本海産のニシンの卵を使い、一度も冷凍をかけずに作られた「生造り数の子」をお届けします。

1~3月の産卵期に、北海道日本海の前浜で獲れた新鮮な生のニシンから、完熟度の高い数の子を厳選。熟練の職人が伝統的な製法で、何週間もかけ血抜きと塩締めをおこないました。

一本一本丁寧に、無漂白・無着色・無添加で仕上げた大変貴重な生造りの数の子です。

「数の子は耳で食べる」といわれるほど食感や歯ごたえが大切にされる食材。弾力のある歯ごたえとパリッパリッと耳に響く小気味良い音、絶妙な脂乗りと口に広がる旨みは希少な北海道日本海産の生腹出し数の子だからこそ。

獲れたての鰊から生の卵を取り出し塩締めにするため、一般的な数の子に比べて形は不揃いですが、数の子が本来持つ磯の風味と卵の旨み、独特の歯ごたえは生造りならではの味わいです。

北海道の沿岸でニシン漁が盛んだった当時でも、前浜に住むごく限られた人達だけしか口にできなかった貴重な生造りの数の子。
高級寿司店でもお目にかかれない、歯ごたえ抜群の生造り数の子をご堪能ください。

 

数の子は、おいしい縁起物

数の子は卵の数が多いことから「子だくさん」や「子孫繁栄」を祈り、黄金色を放つ見栄えの良さから、おせち料理の一の重に欠かせない食材となっています。また、二親(ニシン)の健在を祝い、「勝の子」とも言われ、お正月だけでなく様々な機会で縁起を担ぎ、幸せを願う食材となっています。

おせち以外にも、ご贈答、酒の肴、祝膳等、幅広くご利用いただけます。

商品コード
№ shiokazunoko-0001
商品名
北海道日本海産生造り塩数の子
300g
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内容量

300g

賞味期限

240日

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原材料名

ニシンの卵(北海道産)、食塩

備考

保存方法:要冷蔵(10℃以下)



 

北海道で鰊(ニシン)は春告魚と呼ばれ、春の始まりを告げる魚でもあります。

冷たい日本海を銀色に染め、ニシンの大群が押し寄せ、産卵・放精によって海の色が乳白色になることを「群来(くき)」と呼んでいます。

漁場を一年で一番活気づかせる群来は春の恵みと言われています。

その賑やかさは相当なもので、浜には番屋と呼ばれる待機所ができ、網元は鰊で御殿を建て、浜の生活そのものが群来によって支えられていました。

しかしながら、明治30年代には90万トンを超える漁獲量を誇った鰊も、乱獲の影響で北海道の沿岸から徐々に姿を消してしまい、昭和30年代以降は激減。
漁獲量10~20トンと、最盛期の0.001%に落ち込みました。

ニシンの減少に伴い、北海道産の数の子も見ることはなくなってしまいました。

 

 

 

ところがここ数年、石狩支庁と石狩湾漁協による稚魚放流や資源保護などの努力が実り、日本海沿岸の浜に小さいながら群来が見られ、これを期に鰊の漁獲高も1000トン前後と徐々に回復してきました。

北海道産の数の子には、かつてのにしん漁のように獲れるだけとっていた時代とは違い、ニシンを獲るための漁網の目を粗くして小さな魚を獲らないようにする自主規制など、資源を守りながら伝統のにしん漁を次の世代へつなげるため、地道な努力を続ける生産者の想いが込められています。

 

 

 

 

 


簡単!数の子塩抜き動画

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