東欧：ハンガリーの至宝「マンガリッツァ豚」。
ハンガリー固有の希少種であるマンガリッツァ豚は、一度は絶滅の危機に瀕しましたが、ハンガリー国内の国を挙げての保護策で絶滅の危機を免れ、2004年にはハンガリーの国宝に指定されました。以来「世界で唯一食べられる国宝」として注目を集めています。

マンガリッツァ豚がハンガリーの国宝に指定された理由として、ハンガリー固有種であり、希少であることもさりながら、その優れた味にもあります。

一般の豚肉よりも霜降り率が高い上、脂の融点が低くとろけるような脂身。赤身は色濃く豊かな風味が特徴で、極めて食味が良いことから、ハンガリーの高級料理店を始めとして、ドイツの三ツ星レストランなどでも使用されています。

そんなマンガリッツァ豚を50％掛け合わせ、福島：安達太良山麓の大自然の中で、東北産のお米を飼料に加え、丹精込めて育て上げられたブランド豚が「あだたら豚【極】（きわみ）LDM三元豚」です。

※ L：ランドレース種、D：デュロック種、M：マンガリッツァ種

豚の味は約8割が品種によって決まると言われています。

あだたら豚【極】はマンガリッツァ豚の特徴である、美しい霜降りと色鮮やかな赤身を兼ね備えた見事な肉質。

しっとりとした脂身は融点が低いため、口に入れた瞬間にサラッと溶け、あっという間に消えてしまうような食感。後口もまったくべとつかず、脂身を食べたとは思えないさわやかさ。それでいて脂の甘みと旨みの余韻が長く続きます。赤身は牛肉に似た味わいでコクがあり、深みのある旨味がギッシリと詰まっています。

生産者が純粋に美味しい豚肉だけを追い求め結実した豚肉の極み。

豚肉好きの舌と心をくすぐる、あだたら豚【極】をご堪能ください。

他商品

• あだたら豚【極】LDMセットA
• あだたら豚【極】LDMセットB
• あだたら豚【極】LDMセットC
• あだたら豚【極】LDMローススライス400g
• あだたら豚【極】LDMロース切身400g
• あだたら豚【極】LDMバラスライス400g
• あだたら豚【極】LDMバラしゃぶしゃぶ400g

• 代引不可

マンガリッツァは、旧オーストリアのハンガリー帝国で品種改良により1833年に生み出されたハンガリー固有の希少種の豚です。ヨーロッパの各地に広がったマンガリッツァの原種は、ドイツ・オーストリア・そして遠くはアメリカなど各地で飼育され、その土地にあったマンガリッツァとして広がりました。

改良されたマンガリッツァはその風貌も様々でブロンド、黒毛、赤毛など数種類のマンガリッツァが飼育されており、ヨーロッパの各国毎によって表記や呼び方が違います。
氷点下20℃という厳しい気候にも耐え、ストレスに強かったマンガリッツァは、その数を爆発的に増やし、20世紀初めにはヨーロッパ全体で約1千万頭飼われていました。しかしながら人気になりすぎて大量に消費されたこと、育てやすくたくさん肉が取れる「三元豚」が重要視されたことにより、その頭数が激減。1990年代初頭には191頭まで激減しました。

マンガリッツァ豚は原種に近く、生物的にも貴重な豚のため、ハンガリー国内では国を挙げての保護策を実施、絶滅の危機を免れ、2004年にはハンガリーの国宝に指定されました。現在は5万頭程度にまで回復しています。