名古屋コーチン・薩摩地鶏と並び「日本三大地鶏」の一つとして全国に知られている比内地鶏。全国で150種以上もあるとされている「地鶏」「銘柄鶏」の中でも、その希少性と飼育管理の厳格さにより、比内地鶏はその頂点に君臨する「究極の地鶏」と呼ばれています。

比内地鶏の原種である「比内鶏」は古くから秋田県の県北周辺で飼育されてきました。
肉の味に優れ、脂肪が比較的少なく、淡白で美味なことから、藩政時代は年貢として納めていたほどです。
しかし昭和17年、比内鶏は国の天然記念物に指定されたことで保護の対象となり、食肉用には比内鶏を育種選抜して作出した「秋田比内鶏」とロード種を交配して生まれた鶏を「比内地鶏」として生産しています。

あじたびでは、秋田県大館市比内町・米代川流域で、通常の比内地鶏よりも10日～20日も長く、さらに研究と改良を重ねた末に導き出した独自の配合飼料を与え飼育された「特選比内地鶏」のブロックハムをお届けします。

特選比内地鶏は旨みが強く、歯ごたえの良い肉質が特徴。本場ドイツの国家資格「食肉加工マイスター」を持つ職人が、食塩、きびさとう、香辛料のみで丹精込めて作りあげた、希少な無添加のブロックハムです。

ブロックハムにすることで、特選比内地鶏ならではの引き締まった弾力のある肉質が生かされています。また熟成することで特選比内地鶏の旨みが凝縮され、噛みしめるごとにうまみの濃い深い味わいが広がります。
さらに添加物を一切使用していないため、特選比内地鶏本来の滋味溢れる味わいをご堪能いただけます。

そのままでももちろん美味しくお召し上がりいただけますが、スライスして軽く焼くと香ばしい風味と脂がほどよく溶け、より一層おいしくお召し上がりいただけます。特に厚切りにしたハムステーキは絶品です。

特選比内地鶏の旨みが凝縮された、極上のブロックハムをご堪能ください。

木目の美しい秋田杉のギフト箱に入れてお送りしますので、大切な方への贈り物としてもおすすめです。

他商品　

• 比内地鶏正肉（モモ・ムネ）半羽分（約500g）
• 比内地鶏正肉（モモ・ムネ）1羽分（約1kg）
• 比内地鶏モモ1羽分（約500g）
• 比内地鶏ムネ1羽分（約500g）
• 特選比内地鶏しゃぶしゃぶ2人前
• 特選比内地鶏しゃぶしゃぶ3人前

• 期間限定
• S A L E

比内地鶏の「比内」の由来

比内地鶏で多くの方々に知られている「比内」とは旧秋田県北秋田郡比内町を連想させますが、比内は比内郡（ひないごおり）を示しており、今の大館市・北秋田市の米代川流域にあたります。米代川流域（比内郡）の風土気候で育てた鶏が肉質や風味が良くおいしいため、比内の名前が付いたのだと言われています。

国の基準（特定JAS）よりも厳しい生産・管理基準の尊守

素雛：秋田比内鶏(雄)とロード種(雌)の交配で作出された一代交雑種であること
飼育期間：
雌…孵化日から150日間以上飼育していること
雄…孵化日から100日間以上飼育していること
飼育方法：28日齢以降平飼いまたは放し飼いで飼育していること
飼育密度：28日齢以降1平方メートル当たり5羽以下で飼育していること

世界料理オリンピックにも出場

比内地鶏は、秋田を代表する郷土料理「きりたんぽ鍋」には欠かせない食材であり、新米の出回る秋から年末年始にかけて需要の最盛期となります。またその味わいの良さからどんな鶏肉料理にもマッチするため、料理方法も多種多様です。

平成12年10月には、ドイツで行われた「世界料理オリンピック」に出場した日本代表チームが食材として使用し、その美味しさは世界でも絶賛されました。

実は食べられる「比内鶏」

テレビや雑誌などで、比内鶏は天然記念物とされているため、食べることができないと言われていますが、正しくは食べられます。
ただし、これには条件があり、現在の比内鶏の羽数を保ったうえでとなります。つまり、比内鶏をより多くふ化をさせると食する事ができます。