秋の味覚の王者「松茸」
その芳醇な香りと歯ごたえが古くから多くの人を魅了し、日本最古の歌集である万葉集にも詠まれるほど。日本の食文化に欠かせない食材です。
国内で流通している松茸のおよそ98％が輸入品で、国産松茸の生産（収穫）量はわずか2%にすぎません。

国産松茸はその希少性に加え、鮮度の良さから来る香りと歯応えの良さが格別で、市場でも高値で取引されています。

松茸は80％以上が水分で、水分量と香気が比例します。水分量は日ごとに約3％減るため、採取から調理までの時間が短いほど香り高く美味しい松茸をお楽しみいただけます。

広島県世羅町にある「世羅の大地」は、国産松茸において全国有数のシェアを誇る国産松茸専門店。
国産松茸の鮮度と品質にこだわり、全国の山で収穫された採れたての松茸を、熟練の目利きが厳選して買付け、入荷してすぐに検品・軽量・箱詰めをおこない、最短2~3時間で出荷しています。

そのため世羅の大地の取り扱う国産松茸は、全国の松茸が集まる東京・京都・大阪の中央卸売市場での最高値率が6~7割と、その抜群の鮮度と品質の良さが高く評価されています。

あじたびでは、そんな世羅の大地の協力を得て、国産松茸の中でも香りと鮮度、品質にこだわった松茸をご用意しました。

最上級の国産松茸から立ち昇る、うっとりするほど華やかで気高さを感じる香気。鮮度が良いため身が締まり、シャキシャキとした繊維の食感との調和で、口の中が幸せいっぱいになります。

松茸ごはん、天ぷら、土瓶蒸し、焼き松茸、すき焼きなど昔から親しまれている「松茸の香り」を楽しむ和の定番料理はもちろんのこと、ピラフやグラタン、バターソテーなど洋食との相性も抜群です。

国産松茸を食べ慣れた方でも、鮮度抜群の松茸が放つ香気と歯応えの良さに驚かれること間違いありません。

贈答用の桐箱に入れてお届けしますので、お世話になった方やギフトにも最適です。

お届け日の指定はできません。
山で採れたてを買い付けてお届けいたしますので、お届け日の指定はできません。また天候や入荷状況によりお届けに日数のかかる場合がございます。

ご予算に応じて、オリジナルの詰め合わせもご提案可能です。
「イベント等でもっと高価な松茸を景品の目玉にしたい」「低予算でお腹いっぱい松茸が食べたい」など、ご予算やニーズに応じてご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

他、国産松茸商品

• 国産松茸 特（400g前後）【桐箱入り】
• 国産松茸 大（310g前後）【桐箱入り】
• 国産松茸 小（170g前後）【桐箱入り】

• 期間限定
• 予約商品
• 代引不可

昭和18年（1943）に広島県世羅郡で松浦月枝が松茸販売業を創業。
当時は広島県世羅郡といえば松茸の一大産地で、毎日1軒当り200kg、300kgと松茸が持ち込まれていました。

秋は家族総出で松茸の手伝いをするため、現：代表の松浦辰行氏も学校から帰ったら松茸を買付けに民家を回ったそうです。

手ぬぐいが軒先に干してあったら『松茸がある』。手ぬぐいがかかっていない日は『今日は山に行っていない』という合図。

手ぬぐいのある日は、約束の場所に隠してある松茸を計り、お金をその場所に置き松茸を引き取る。今日は風呂場のかばち（隅っこ）、今日は蔵の中、今日は冷蔵庫の中、今日は納屋など。
当時から松茸は高級品だったため、生産者は毎回置き場所を変えて家族にも知られないようにしていたそうです。

松茸の取引は信用が第一。松茸の重さを測り間違えると、次からは相手にしてくれないことから、辰行氏は目盛りの1mmまで正確に計測します。

また豊作の年には生産者が捌ききれない量を持ってきても断ることなく、すべて引き受けてきました。

生産者からの信頼を得て、世羅の大地は日本有数の国産松茸専門店になっています。

世羅の大地が取り扱う松茸は市場でも高い評価を受けており、2023年度は最高値比率が東京中央卸売市場(東一)では6割、大阪中央卸売市場(大果)では7割となっています。

月枝氏の「鮮度の良い国産松茸をお届けしたい」という思いが、現代表の辰行氏にしっかりと引き継がれています。