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兵庫県丹波篠山。古来より京都への交通の要所として栄えてきた城下町です。そんな丹波篠山地方の冬の風物詩が天然の猪鍋、通称「ぼたん鍋」です。

イノシシは全国で獲れますが、丹波篠山地方は、静岡県:天城山、岐阜県:郡上八幡と並び、「日本三大猟場」として全国の中でも良質なイノシシが獲れることで有名です。
三大猟場の中でも丹波篠山は「ぼたん鍋発祥の地」と言われ、「丹波篠山のイノシシはとりわけ美味しい」と食通の間で評判の産地です。毎年秋になると天然の牡丹鍋を求め、全国各地から食通たちが丹波篠山の地を訪れます。

丹波篠山のイノシシが美味しい理由は何と言ってもその豊富な食べ物にあります。イノシシは雑食で大食漢。丹波栗や丹波の黒豆と言った良質な穀物が育つ丹波篠山は、秋には山栗、山芋、木の実、茸、豆類など豊富な食材が山中に満ち溢れ、越冬に向けこれらの食べ物をたらふく食べたイノシシは、皮下にたっぷりと脂肪を蓄えます。また、岩肌が多く起伏に富んだ地形は、イノシシが駆け回るには絶好の環境。自然の野山を駆け回ることで、健康的な肉質に仕上がります。

あじたびがお届けする猪肉は、天然しし肉専門店として丹波篠山の地で明治時代から天然の猪肉を扱っている老舗「おゝみや」の天然猪肉。
「ぼたん鍋発祥の地」として400年の伝統を誇る丹波篠山の老舗料亭や老舗旅館でも、おゝみやの天然猪肉が使われています。

おゝみやの天然猪肉の中でも、地元猟師より直接仕入れた最上級の猪肉があります。あじたびでは、この最上級の猪肉の柔らかな特選ロース肉と、脂の甘みを味わえるバラ肉をセットにしました。

ぼたん鍋の味の要である調理味噌は、100年以上猪肉を取り扱う経験から培った、猪肉の味をもっとも引き立てる配合に仕上げたオリジナルの味噌。この味噌は、地元の多くの料理店がベースとして使用するなど、地元でも評判の甘辛味噌です。

昆布出汁を張った鍋に秘伝の調理味噌を加えひと煮立ちさせ、山椒をまぶした猪肉や野菜を煮込みます。鮮度抜群の天然猪肉はグツグツと煮込むほどに柔らかくなり、脂が程よく味噌出汁に溶け、味わいが一層良くなります。

良く煮込んだ天然猪肉を口に運べば、臭みはいっさいなく、野山を駆け巡り鍛えた赤身には旨みがギュッと詰まっており、一般的な三元豚にはない奥深いコクがあります。

白身はきめ細やかながらも存在感があり、あっさりしながらも甘みが濃厚。旨みのある赤身と相まって、噛めば噛むほど滋味深い味わいがあふれ出てきます。

天然猪肉の脂が溶けた甘辛の味噌出汁をたっぷりと吸い込んだ野菜たちは、甘い脂の衣をまとい甘みが引き立ち、鍋に残った味噌出汁にご飯やうどんを加え、卵でとじれば、天然猪肉の美味しさを最後の一滴まで余すことなくお楽しみいただけます。

猪肉を食べたことのない方、臭いがありそうと思われる方にこそ是非一度!美味あふれるぼたん鍋をおすすめします。体も芯まで温まり、食べ終わりにはお腹も身体も心もポッカポカになります。

古来より丹波篠山の地で滋養強壮の源として親しまれてきた猪肉。
伝統のぼたん鍋をご自宅でお楽しみください。

・ぼたん鍋は粉山椒をつけてピリッと辛めの味でいただくのが一番かと思います。※山椒の量はお好みで
・食べ進めていくうちに味が濃く感じてきたら、すき焼きのように生卵をつけていただくのも美味しいです。

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商品コード
№ botannabe-0001
商品名
丹波篠山天然ぼたん鍋
2~3人前セット
ポイント
会員88ポイント 獲得
内容量

天然猪肉

特選ロース200g
特選バラ200g

ぼたん鍋味噌150g×2袋
やまつ辻田 朝倉粉山椒(朝倉山椒):1食分×3袋

賞味期限

 冷凍30日 解凍後当日

配送
ヤマト運輸
  • クール便

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この商品は60サイズです。
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配送料はこちら
原材料名

 猪肉(国産)、ぼたん鍋味噌、山椒

備考

北海道・沖縄県宛の送料について

 

生産者(発送元)の契約上、
北海道宛は2530円、沖縄県宛は2860円となります。

※食べ方のしおり付
野菜はついていません。白菜・人参・ゴボウなど、野菜は新鮮なものをご自宅でご用意ください。

 

 

※添付の山椒は老舗和風調味料店「やまつ辻田」の朝倉粉山椒になります。国内産山椒の中でも、色・辛み・香りの特に優れた品種を創業以来の石臼製法で仕上げた極上山椒は香り高く、ぴりりと来る山椒本来の刺激をお楽しみいただけます。ぼたん鍋以外にも、焼鳥、うなぎ、鴨なんば、田楽、からあげ、赤だし等幅広くお使いいただけます。



ぼたん鍋の起こり

馬や牛は存在しなかった縄文、弥生時代の頃は、イノシシは食料源として貴重なものであり、その後の古事記や日本書紀にも記述が見られます。
仏教が日本に伝来するとその影響で肉食が禁じられていましたが、実際にはかなり市中で獣肉が出回っていました。中でもイノシシの肉は美味とされ、江戸時代でも「山鯨」と称して食べ続けました。

明治時代、肉食禁止が解かれると、兵庫県篠山町で味噌仕立てのぼたん鍋が生まれ、さらに食用として広く親しまれるようになりました。篠山に陸軍歩兵部隊第70連隊が駐屯すると、彼らは訓練と称して捕獲したイノシシの肉をみそ汁にして食べ、さらにアレンジしたものが「ぼたん鍋(しし鍋)」の起源になっているといわれています。篠山で過ごした彼らは全国にぼたん鍋の存在とその中でも美味しいのは丹波篠山産ということを広めたといわれています。辛めの丹波味噌によく調和して普及に拍車がかかりました。

 

 

ぼたん鍋の名前の由来

400年の伝統を誇る、由緒ある料理旅館「近又」は、ぼたん鍋発祥の宿としても知られています。現在、色々な説があるぼたん鍋の由来ですが、近又の当主が民謡の「篠山小唄」に出てくる「ぼたん鍋」という言葉から、牡丹の花のように猪肉を並べて提供したのが発端といわれています。


猪肉の栄養と効果

猪肉は、牛肉や豚肉に比べて高タンパク・低カロリー・低脂肪で、カルシウムやタウリン・ビタミンB1やコラーゲンも豊富に含まれるヘルシーな食材です。新陳代謝やエネルギー代謝・免疫反応などに効果的な亜鉛や、貧血予防等に効果的と言われる鉄(ヘム鉄)も豊富に含んでいます。そのため古来より滋養強壮に食べられることが多く、江戸時代の俳人・与謝蕪村が「静々に五徳にすえにけり薬食」と詠んだほどです。

 

 


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