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地名がその名を冠する「奈良漬け」。言わずと知れた奈良の名産品です。
その歴史は古く、1300年前の邸跡から出土した木簡に、奈良漬のルーツとされる「かすづけ」という記録がありました。

 

以来、平安時代から室町を経て、江戸時代中期に入り、清酒技術が発達。奈良観光がブームになった時代背景もあり、お酒の消費と共に副産物の酒粕も大量に出るようになりました。

奈良の人々はこの酒粕を使って瓜の粕漬けを製造。江戸末期には、奈良を訪れる人々の土産物として全国に知られるようになりました。

東大寺参道の奈良漬専門店「森奈良漬店」は、明治2年(1869年)創業。今も昔ながらの奈良漬けの製法を守り続けています。

原材料は、野菜・果物、塩、酒粕のみ。野菜や果物はすべて国産。赤穂から取水した国内海水塩を乾燥させた塩と奈良や和歌山にある酒蔵から仕入れた酒粕を調合したオリジナルの漬け床で、約1年~2年の歳月をかけて漬け込みます。
素材ごとに漬ける時間、酒粕の量、配分を変えることで、甘味料や砂糖、添加物を一切使用せず、素材の持つ味わいを最大限に引き出した奈良漬けに仕上がります。

包みをほどくと清々しい酒粕の香りが漂い、べっ甲色の奈良漬けが姿を現します。
酒粕に漬けることでパンチのあるアルコールの風味が広がり、素材ごとの食感とともに、酒粕と素材が織りなす旨みをお楽しみいただけます。食べ進めるうちに適度な甘みも感じられ、奈良漬けの奥深い味わいの変化も堪能いただけます。

アルコール分が6~7%と風味がやや強めで、甘味が少ないため好みが分かれますが、一般的な奈良漬とは異なる本物の味わいを求める方なら、是非おすすめしたい逸品です。

明治・大正・昭和・平成・令和と五世代にわたって愛される、伝統製法で作られた本物の奈良漬けをお楽しみください。

 

【お召し上がり方のポイント】

酒精分のきいた奈良漬ですので比較的保存性の高い漬物ですが、 風味の点では1日も早くお召し上がりいただくのが良いです。
樽からの出したてが一番おいしく、特に夏場は冷蔵庫で保管の上、お召し上がりになる分ずつ取り出し、 付いている酒粕を布ふきん等で拭き取り水洗いし、よく水分を切ってお召し上がりください。

お酒がきつく感じる場合は、薄く切ってラップし、半日から1日冷蔵庫に入れておくと酒精分が発散し、酒粕本来の甘味が強くなり食べやすくなります。
また、残った酒粕は、ひと塩した鮭や鰆等を漬けていただきますと、4~5日で美味しい魚の粕漬が出来上がります。

 

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商品コード
№ naraduke-0003
商品名
森奈良漬店
奈良漬3種セットA
通常価格
2,016円(税込)
ポイント
会員19ポイント 獲得
内容量

瓜小袋詰110g

大和三尺胡瓜袋詰1本

きざみ奈良漬135g

賞味期限

発送日より約1ヶ月半

配送
ヤマト運輸
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この商品は60サイズです。
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配送料はこちら
原材料名

瓜(徳島県産)胡瓜(鳥取県産)、大和三尺(奈良県産)、酒粕(国産)、塩(国産)

備考

原料の個体差があるため、大きさ・個数・本数が商品画像と異なる場合がございます。また、季節により、詰合せ内容を変更する場合がございます。

配送料の他に、梱包手数料220円が必要となります。

 

 



 

瓜奈良漬け
奈良漬と言えば「瓜」が定番。人気の野菜です。収穫した生瓜をすぐに塩漬けすることでシャキシャキとした歯切れの良さを大切に引き出しています。アミノ酸と糖が結合してできる透明感のある鮮やかな褐色が旨みの証。奈良漬け本来の味をお楽しみいただけます。

胡瓜奈良漬け

良特産の胡瓜「大和三尺」を使用した奈良漬です。しっかりした表皮と緻密な果肉を優れた歯ごたえは漬物に最も適しています。驚くほど長く、真直に育てるのが難しい大和三尺胡瓜ですが、奈良漬になると極めて優れた歯ごたえ。奈良の歴史と風土が育んだ伝統野菜です。

きざみ奈良漬け
刻んだ瓜と胡瓜が入った奈良漬です。酒粕とともにお召し上がりください。具材が刻んであるため手軽にお召し上がりいただけます。パンチの効いた酒粕の風味がダイレクトに感じられ、刻んだ瓜と胡瓜のシャリシャリ食感がたまりません。日本酒との相性抜群です。

 


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