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日本のほぼ中央、岐阜県の南部に位置する美濃加茂市。

濃尾平野が飛騨・奥美濃の山並みに接する場所にあり、かつては天下を東西につなぐ交通の要となった美濃国、中山道の宿場町・太田宿として栄えました。

そんな美濃加茂の地で1000年以上もの昔から受け継がれてきた特産品が干し柿です。
古来、この地で作られる干柿が朝廷や幕府に献上され、鎌倉時代に源頼朝が「柿に蜂蜜の甘さあり」と高く評価され、それ以降、柿の名前と村名を「蜂屋」と称したとのことです。

「堂上」という称号は、朝廷への昇殿が許された者だけに与えられる栄誉ある地位でした。干柿の献上により、蜂屋原産の柿を使用し伝統の技によってつくられた干柿が「堂上蜂屋柿」と呼ばれるようになりました。

美濃加茂市蜂屋は年間を通じて温暖で晴天日が多く、適度な降雨もあり、柿の栽培に適した気候です。加えて夜は低温のため、呼吸や蒸散が抑えられ、糖度の高い柿が生産されます。
また冬でも晴天の日が多く、奥美濃で雪を降らせた乾風が吹き下ろすため、秋に収穫した柿を干しあげるには最適の気候。北風でゆっくりと水分が抜かれるため、極上の干柿ができあがります。

堂上蜂屋柿作りは、そのほとんどが手作業であるため非常に手間がかかり、大量生産することができません。
数量が限られている上に、例年リピーターの方の予約で完売していたため、今まで市場に出回ることがほとんどありませんでした。

あじたびではJAめぐみのの協力を得て、希少な堂上蜂屋柿の最高等級の「誉」を特別にご用意できることになりました。

独自の伝統製法により紡錘形に仕上げた堂上蜂屋柿は、白い化粧を纏った美しい佇まい。表面をカットすると美しい飴色の果肉が顔を覗かせます。

一口食べればトロリととろけるような舌触り。糖度65度を誇り、はちみつのように濃厚でありながら、くどくない自然な甘み。
口いっぱいに広がる豊かな風味は、まさに「天下一品の干し柿」の名にふさわしい味わいです。

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑もこよなく愛し、1900年のパリ万国博では銀杯を、1904年のセントルイス万博では金杯に輝いた、歴史と伝統ある味わいをご堪能ください。
ご贈答にも最適です。

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  • 予約商品
  • 代引不可

商品コード
№ hachiyagaki-0001
商品名
堂上蜂屋柿「誉」
木箱10個入
販売価格22,500円(税込)
出荷調整中
販売再開時カート開放
出荷期間
1月中旬~3月下旬
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内容量

10個(1個90g以上)

賞味期限

90日

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原材料名

柿、酸化防止剤(二酸化硫黄)

備考

保存方法:高温多湿を避け涼しい所で保管してください。

 



熟練の目利きと栽培技術により、手から溢れるほどに大きく育てられる蜂屋柿は、加工もすべて手作業でおこなわれています。

生産者は収穫から仕上がりまでの40日間。
常に気候や湿度を気にかけながら一日も休むことなく、柿につきっきりの状態となります。

長年の経験を頼りに、柿の状態や変化を確かめながら、我が子を育てるように優しく、一つ一つの柿の個性に寄り添い、手をかけていきます。

里山にそそぐ日差しと西から吹く伊吹おろし、そして人の手のぬくもりが、柿の甘みをじわじわと引き出し、最高級の干し柿へと姿を変えていくのです。

摘果:「堂上蜂屋」の柿を一つの枝に1個だけを残し、他を切り落とすことで栄養を集中させ、「誉」は通常の柿の約2倍、350g以上の大玉に育てます。

 

 

皮むき:蜂屋柿の四角く先の尖った形を活かすため、一つ一つ手で剥いていきます。

天日干し:すべての柿に日光と風が当たるよう、天候や湿度に応じて何度も向きを変えながら干します。

手もみ:内と外の水分量が均一になるよう、絶妙な力加減で成形します。

ニオボウキがけ:稲藁のほうきを使って、表面を優しく掃きます。糖分を表面に浮き出たせ、上品な白い粉(糖分)をまとった「堂上蜂屋柿」が完成します。

乾燥工程の仕上げでおこなわれる、手もみ、ニオボウキで掃く方法は、伝統技術として地域に根付いています。

 

 

 

 


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