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静岡県:浜名湖。ウナギ養殖発祥の地として全国的に名を知られている浜名湖ですが、実はすっぽん養殖発祥の地でもあります。

明治12年(1879年)に浜名湖で日本で初めてすっぽん養殖を始めた服部中村養鼈(ようべつ)場は、創業以来、約150年に亘るすっぽん養殖の技術と浜名湖の自然環境を活かして、良質なすっぽんを育て続けています。

天然のスッポンに比べて養殖のスッポンは、肉質が軟らかで臭みもなく品質が安定しています。
そのため、天然食材を取り扱う店舗でもすっぽんは養殖を使用することが多く、服部のすっぽんはその品質の良さから、すっぽん鍋の最高峰といわれる「京都大市」をはじめとして、日本各地のミシュラン星獲得店や高級料亭で長年にわたり使用されています。

服部のすっぽんは天然の溜め池やコンクリート製の池を使い、自然環境に基づいた飼育方法である露地養殖。
露地養殖のすっぽんは水温が下がる11月~4月の約半年間は冬眠に入るため、成長に時間がかかります。
ボイラーや温泉水などを利用し、水温が一定で冬眠をしない加温養殖のすっぽんが、1年半から2年程度で出荷サイズに成長するのに比べ、露地養殖のすっぽんは出荷サイズまで3~4年と、約2倍にわたる生育期間が必要となります。

露地養殖による長期飼育はリスクが高く非効率的ですが、3~4回の越冬をおこなうことで、身にしっかりと旨みと脂の乗ったスッポンに育ちます。
その味わいは例えるならば、ブロイラーと地鶏のように歴然な違いがあります。

また、服部のすっぽんは創業当時より、自社にて日本スッポンの単一種での繁殖と養殖をおこなっているため、外来種との交配もなく、日本古来のすっぽんの味わいをお楽しみいただけます。加えて創業当初からの飼育方法を踏襲しており、成長促進剤や薬剤等は一切使用していません。

服部のすっぽんは臭みは一切なく肉質は柔らか。身はコク深くたっぷり脂が乗っているにもかかわらず上品で後口はすっきり。濃厚さと淡泊さを併せ持った唯一無二の味わいです。

そんな服部のすっぽんを使用した最高級の無添加すっぽんスープ「壽寶」。

服部のすっぽんに加え、長年の探求から厳選した日本酒・醤油・塩を使用。
すっぽん本来の上品でまろやかな味をより引き出した、すっぽん養殖の元祖ならではの「こだわりの逸品」です。

一流料理店でしか味わうことのできない服部のスッポンをご家庭でお楽しみください。

※『壽寶』和風仕立すっぽんスープは郵便局の【クリックポスト】にて「全国一律330円(梱包代含む)」でお届けいたします。(ポスト投函になります。)

ご決済方法で【代金引換】をお選びの場合と5セット以上ご注文の場合は【ヤマト運輸】での発送となりますので、ヤマト運輸の送料と代引き手数料がかかります。

 

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商品コード
№ hattori-suppon-0003
商品名
【服部中村養鼈場】『壽寶』和風仕立すっぽんスープ
180g×2箱
通常価格
2,592円(税込)
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内容量

180g×2箱

賞味期限

2年

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この商品は80サイズです。
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原材料名

すっぽん(静岡県浜名湖産)・清酒・醤油・食塩

備考

保存方法:直射日光、高温多湿を避け常温にて保存してください。

スープにすっぽんの肉は入っておりません。

日曜出荷不可になります。

 

 



スッポンとうなぎ養殖の元祖である服部中村養鼈場の起源は、江戸時代 文政・天保年間(1830年頃)の江戸深川の川魚商:權次郎(ごんじろう)まで遡ります。

スッポンの養殖は、慶応2年(1866年)江戸砂村の長州毛利藩邸内の鴨場で捕獲された一頭のスッポンを三代目鮒屋五郎兵衛・徳次郎が買い取り、飼育を試みたことに始まります。

三代目 鮒屋五郎兵衛・徳次郎より事業を引き継いだ、服部中村養鼈所の創始者:服部倉治郎によって、すっぽんとうなぎの養殖方法が確立。
浜名湖周辺がすっぽん養殖に適した土地であることに気づき、愛知県立水産試験場に赴任していた地元の有力者:中村正輔の協力を得て、共同でスッポン養殖事業を開始。

当時すっぽんの市場規模が非常に小さいことから、大量のうなぎをすっぽんと並行して養殖することで事業の安定と拡大に成功しました。
こうして、うなぎとスッポンの特産地としての浜名湖の歴史が始まりました。

 


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