米と雪の国秋田。雪深い冬の自然は独特の一大発酵王国を作り上げました。その底力となったのが町の麹屋達です。

北国秋田の食文化の基本と言える麹、その米麹をふんだんに使った、麹屋だからできる高米麹味噌です。明治の頃に、嗜好人や地主たちが旨い味噌の極限を求めてたどりついた、麹を大豆の二倍仕込んだ二重麹味噌は、一度食べたら忘れられない上品な香味と甘みがあり、麹の歩合が高いため、ご飯にのせて食べてもおいしいことから「なめ味噌」とも呼ばれています。

喜助味噌では初代喜助から受け継いだ技法を守り、熱殺菌をしない「生みそ」を、夏の間じっくり時間をかけて自然熟成させた純正無添加の特上味噌です。

一般市販の麹味噌は、味のバラつきを抑えて一定の品質を保つ為、酵母を添加するので、麹と大豆の旨味というより酵母の味になってしまいますが、喜助味噌では、周りの自然や工場内の蔵付き酵母によって、材料の旨味にさらに酵母が加わり、自然な円やかな熟成となります。

他商品

• 辛口喜助味噌 500g
• 辛口喜助味噌 1kg
• 特上喜助味噌 500g
• 特上喜助味噌 1kg
• 糀の匠たち 750g

黒いラベルが目印の辛口喜助みそは、大豆1：麹2の割合で造られた二重麹（にじゅうこうじ）味噌で、特上喜助みそに比べ麹が少ない分、甘みが抑えられています。

辛口とはいっても、一般的な味噌は大豆1：麹1で作ることが多いので、それに比べると麹の甘い香りを十分に感じられます。塩分濃度10.19パーセントの無添加、天然醸造味噌です。

冬期厳寒熟成を経て完成する唯一無二の天然醸造味噌をお楽しみ下さい。