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今や全国的にその名を知られる野沢菜漬けは、信州を代表する漬物。特に地元長野の人にとっては、冬場になくてはならない漬物が野沢菜漬けです。鮮やかな青みが残る新漬けは、シャキシャキとした茎の食感と、乳酸発酵によるほどよい酸味。そして絶妙な塩加減。

あめ色に仕上がった本漬けは、しっかりと酸味が効いていて、噛みしめるごとに野沢菜の滋味が広がります。どちらもごはんのお供に、お酒のアテに良く合います。

野沢菜の収穫は霜が降りる晩秋におこなわれます。1メートルを超える大きさに育った野沢菜は、氷温下の外気に触れ、凍結を防ぐため糖分を体内に貯めこみます。
甘みが十分に乗った野沢菜を家族総出で刈り取り、根を切り落としたあと、外湯と呼ばれる共同浴場の温泉水で「お菜洗い」をしたのち、一石桶に漬け込むという、温泉地ならではのユニークな方法で野沢温泉の野沢菜は作られます。

漬樽の表面に薄氷が張る氷点下の気温の中、野沢菜に蓄えられた糖分は乳酸菌により分解され、乳酸菌の自然発酵の中で、うまみの元となるアミノ酸が生成されていきます。漬け込みから約1ヶ月ほど。年が明ける頃にはべっこう色に輝く、美味なる野沢菜漬けが味わえるようになります。

あじたびがお届けする野沢菜漬けは、野沢菜発祥の地:野沢温泉村の自家農園で、種作りから栽培。収穫後、温泉水で洗うことで、やわらかいまろやかな味と、シャキシャキとした食感をより引き立たせます。

野沢温泉村の冬の外気温-3℃と同じ環境の中、自然の乳酸発酵菌の旨味を活かすため、うす塩でじっくり漬け込みました。

平釜で炊いた鳴門の粗塩だけで漬け込み、旨みをじっくり引き出した野沢菜漬けは、自然の旨味とまろやかな酸味が効いていて、深みのある飽きのこない味わい。野沢菜漬け本来の味が活きています。

発祥の里ならではの本場伝統の逸品をお楽しみください。

※塩のみで漬けた野沢菜漬けは、そのままでもお召し上がりいただけますが、無添加野沢菜漬けのような漬け汁を加えていないため、お好みで醤油・かつおぶしなど味付けをしてお召し上がりください。

※野沢菜は季節にあわせて漬け込み熟成期間が変わります。
3月~10月頃までは氷冷蔵にて2-3週間漬け込んだ、あっさり浅漬けタイプの「新漬け」をお届けしています。
11月~3月頃までは氷冷蔵にて1-2ヶ月漬け込んだ、冬期限定熟成タイプの「本漬け」をお届けしています。

野沢菜商品一覧

【新漬け】無添加野沢菜漬け(3月上旬~10月下旬)

【本漬け】無添加野沢菜漬け(11月上旬~3月下旬)

チャーハンには、小口に刻んで入れるだけ。炒めてもそのままでもどうぞ。

  • 期間限定
  • 代引不可

商品コード
№ nozawana-0005
商品名
【新漬け】無添加野沢菜漬け
塩だけで漬けた野沢菜 4袋
出荷期間
3月上旬~10月下旬
ポイント
会員21ポイント 獲得
内容量

野沢菜漬け300g×4袋

賞味期限

製造日より冷蔵20日

配送
ヤマト運輸
  • クール便

配送サイズ
この商品は60サイズです。
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配送料はこちら
原材料名

野沢菜、食塩

備考

クール便表示の野沢菜漬けは2週間の賞味期間を設けていますが、本漬け野沢菜は、すでに1ヶ月以上熟成をし漬け込んでいます。封を開けなければ、期間を過ぎても漬物ですので食べていただけますが乳酸発酵が進むため、お早めにご賞味ください。



野沢菜は、宝暦年間(1751~1763)に、野沢温泉村:健命寺8代目住職の晃天園瑞和尚が京都遊学の折に、京都・大阪で名産の天王寺蕪の種を持ち帰り、栽培をしたことがはじまりとされています。

その種を寺の庫裡裏の畑にまいたところ、蕪が小さく、葉柄が大きい天王寺蕪とは違った蕪が育ちました。野沢温泉は標高が600メートル近くあり、積雪量の多い高冷地のため、温暖な西国育ちの天王寺蕪は突然変異をおこし、野沢菜が誕生したと伝えられています。

江戸期や明治期では、野沢菜は野沢温泉村でしか流通していなかったため、「蕪菜」と呼ばれていました。

大正期になると、野沢温泉村にスキー場が開設され、スキー客や湯治客がたくさん訪れるようになり、その際、来訪者がその蕪菜のおいしさに感激し、「野沢で採れた菜っぱ=野沢菜」と呼ぶようになりました。
その後、野沢菜という名称が定着していったと言われています。

野沢菜は信州の食文化として、今でも多くの人に愛され続けています。

 

 


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