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「漁業の町」氷見市は日本海の中央部、能登半島に抱かれた富山湾の北西部に位置し、海の向こうには3,000メートル級の北アルプス立山連峰が一望出来る景勝の地に、約20キロメートルの海岸線が続いています。

氷見沖合には大陸棚が広く分布し、地形的に恵まれた好漁場を形成し、古くから漁業が盛んに行われており、氷見沖でとれる魚は、キトキト(富山の方言で「新鮮」の意味)な魚と評価が高く、中でも厳冬の富山湾に雷鳴とともに来遊する寒ぶりは、全国にその名が知られています。

ブリは九州近海で生まれて北海道まで北上。秋には南下を始め、能登半島沖には初冬から真冬にかけて一番脂がのった時期に到達します。

初冬に「ブリ起こし」と呼ばれる特有の低気圧が通り、雷鳴がとどろき海が荒れると、夏に北海道の海で小魚を食べてまるまると太った寒ブリが富山湾の氷見沖に入ってきます。

この時期、氷見の定置網で獲れる寒ブリは春の産卵に備えて栄養を蓄えており、重さ8kgを超える大物です。

日本海の荒波にもまれ身が引き締まり、最も脂がのった美味しさから、氷見、佐渡、能登のブリは「越中ブリ」「日本三大ブリ」と言われています。
今も最高級ブリの代名詞ですが、とくに「ひみ寒ぶり」は最高級ブランドとして珍重され、その味と食感は「富山湾の王者」の名にふさわしい風格を感じさせます。

5kg前後のブリはそれなりに水揚げがありますが、本当のブリの旨みは「脂の乗った大型のブリ」こそが持ち得る味です。

あじたびでは氷見市で100年以上の歴史を持つ、「松本魚問屋」の松本幸一郎氏が自ら目利きをおこなった最高級の氷見ぶりだけを厳選。
セリ場から5分ほどの距離にある加工場にて職人が切り出した、ぶりしゃぶ用の切身を急速冷凍し、獲れたての食感を維持。解凍しても生のような味わいを保つことに成功しました。

養殖物や小さいブリとはモノが違う、たっぷりと脂が乗りながらも嫌味のないひみ寒ぶりをだし汁にサッとくぐらせ、ポン酢に絡め半生状態でいただけば、ブリの脂がほどよく抜け、加熱され旨味が増したブリの味わいをお楽しみいただけます。

ブリは何と言っても縁起物。お歳暮や年末年始のお祝いの席にもうってつけ。
特別な方に、特別な日に、この時期にしか味わえない特別なひみ寒ぶりをご堪能ください。

 

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商品コード
№ himiburi-0003
商品名
【松本魚問屋謹製】氷見の寒ブリしゃぶしゃぶ
3~4人前(400g)
出荷期間
10月中旬~2月中旬
ポイント
会員97ポイント 獲得
内容量

ひみ寒ぶりしゃぶしゃぶ用200g×2皿
出汁用昆布3g×2枚
柚子ぽん酢120ml×1本

賞味期限

冷凍90日

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ヤマト運輸
  • クール便

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この商品は60サイズです。
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原材料名

ブリ(富山県氷見産)、昆布
【柚子ぽん酢】しょうゆ加工品(大豆・食塩・小麦・砂糖・昆布)、米発酵調味料、ゆず、醸造酢、砂糖

備考

冷凍庫(ー18℃)にて保存

 



【神様からの授かりもの】
氷見の寒ブリ漁は、400年の歴史を持つ伝統の「定置網」漁法で行われています。

本州沿いに南下してきた寒ブリの群れは、氷見沖で能登半島に突き当たり、何十万尾もの寒ブリが集まります。
しかし、寒ブリが氷見沖に南下してくるのは11~12月の間にわずか数回。冬の日本海は時化が多く船が出せないことも多いため、氷見で寒ブリ漁がおこなえるのはシーズンを通じても極めて稀です。
しかもブリの大群が定置網に入っても、網から出てしまうまでわずか2〜3時間ほど。
この間に素早く水揚げをしなくてはならないため、漁師たちにとっては年に一度の大勝負です。

漁獲効率が低く、大変な苦労を重ねて獲れる氷見の寒ブリを、氷見の漁師は「神様からの授かりもの」と捉え、大切に扱っています。

 

【氷見の寒ブリについて】
氷見魚ブランド対策協議会が判定した期間に富山湾の定置網で捕獲され、氷見漁港で競られたブリを「ひみ寒ぶり」と呼びます。ブリが獲れはじめてから、ブリの大きさや数量、形などを、判定委員会がみて、本格的な氷見のブリシーズンが迎えたことを判断したうえで、「ひみ寒ぶり」宣言を行います。ひみ寒ぶり宣言後は、1魚体に1枚ずつ氷見漁港で競られたことを証明する「販売証明書」を発行し、「ひみ寒ぶり」と書かれた統一デザインの青箱に入れ出荷します。2018年より対象サイズを6kgを超えるぶりのみに変更し、一層のブランド強化を図っています。

 


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